About
git-flowはgitの拡張であり、Vincent Driessenの提唱するブランチモデルを実現するための高度なリポジトリ操作を提供します。 more
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このチートシートは基本的な使い方とgit-flowの効果を表します。
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Basic tips
- Git flow は素晴らしいコマンドライン補助と出力を提供します。何が起こるか注意深く読み解いてください。
- OSX Clientの Sourcetree は素晴らしいGUIとgit-flowサポートを提供します。
- - Git-flow はマージすることをベースとして考えるソリューションです。リベースは行いません。
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Setup
- 前もってgitをインストールしておく必要があります。
- Git flow はOSX、Linux、Windowsで動作します。
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OSX
Homebrew$ brew install git-flow-avhMacports
$ port install git-flow-avh
Linux
$ apt-get install git-flow
Windows (Cygwin)
$ wget -q -O - --no-check-certificate https://raw.github.com/petervanderdoes/gitflow-avh/develop/contrib/gitflow-installer.sh install stable | bash
git-flowのインストールには、wgetとutil-linuxが必要です。
詳細なgit flowのインストール方法は以下のサイトを参考にしてください。 git flow wiki.
Getting started
Git flowを開始するには 既存のプロジェクトをカスタマイズします。
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初期化
通常のgitリポジトリ配下に移動した後、下記のコマンドでgit-flow化します。
git flow init
コマンドのあと対話形式で、いくつかの質問に答えます。 大体はデフォルトの値が推奨されます。
Features
- 通常の開発を行います。
- 基本的には開発者のリポジトリのみに行います。
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開発開始
開発用ブランチは 'develop' ブランチから開始します。開始方法は、
git flow feature start MYFEATURE
新たな開発用ブランチを'develop'ブランチをベースとして作成し、開発用ブランチにスイッチします。
開発終了
開発が終了したらコマンドで以下の操作が行われます。
- MYFEATUREブランチを'develop'にマージします。
- 開発用ブランチを削除します。
- そして、'develop'ブランチにスイッチをします。
git flow feature finish MYFEATURE
開発分をリモートへ
複数人と同じ開発ブランチで作業するときは、 自分の変更分をリモートサーバにプッシュします。
git flow feature publish MYFEATURE
修正分を取り込む
他の人の修正分を自分のローカルにプルします。
git flow feature pull MYFEATURE
Make a release
- リリースのための準備を行います。
- 軽微なバグフィックスを行ったり、リリースのため作業を行います。
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リリース準備開始
リリース作業を開始するには、git flowのreleaseコマンドを使います
'develop'ブランチから'release'ブランチを作成しますgit flow release start RELEASE [BASE]
[BASE]
はオプションで 'develop'ブランチの特定のCommitのハッシュ値を指定します。指定がない場合はHEADが使われます。
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'release'ブランチ作成後に修正をプッシュするには、'feature'の時と似たコマンドを使用します:
git flow release publish RELEASE
('release'リポジトリの修正のトラッキングをすることもできますgit flow release track RELEASE
)
リリース準備完了
リリース準備の終了作業は、gitのリポジトリが大きく変化します:
- 'release'ブランチを'master'にマージします。
- 'master'ブランチにリリース用のタグをつけます。
- 'develop'ブランチに'release'ブランチの内容がマージされます。
- 'release'ブランチが削除されます。
git flow release finish RELEASE
Hotfixes
- すぐに適用しなければいけないような、緊急の場合に使用します。
- 'master'ブランチのタグから、緊急対応用のブランチを作成します。
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緊急対応の開始
他のgit flowコマンドと似た形で、hotfixを開始します
git flow hotfix start VERSION [BASENAME]
バージョンの引数は、ホットフィックスリリース名を指定します。 オプションとして開始するベースを指定出来ます。
緊急対応の終了
緊急対応の終了作業は、'develop'と'master'のブランチをマージします。加えて、'master'ブランチは緊急対応のタグが付けられます。
git flow hotfix finish VERSION
Backlog
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- コマンドのすべてをカバーしているわけではなく、重要なものだけカバーしています。
- もちろん、gitのコマンドは通常通りすべて使用することができます。git flowは単にgitのコマンドの集合です。
- 'support'ブランチの機能はまだベータ版です。それについては言及できません。
- もし翻訳して頂けるなら、統合してもらえると幸いです。
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